【コラム第四回】ステップレースを終えて

2013年凱旋門賞
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こんにちは、佐藤幸一です。

凱旋門賞のステップレースが一通り終わりましたね。

そこで今回は、私、佐藤が目についた馬達をピックアップし、現時点での予想をしてみたいと思います。

まずは、大注目だった日本馬の2頭の結果から。

ご存知の通り、オルフェーヴルとキズナは9月15日に揃ってロンシャン競馬場でステップレースに臨みました。

まず先陣を切ったのはキズナ

3Rのニエル賞に出走しました。

・ダービーから久々のレース

・ロンシャンの馬場が合うのか

・そしてパリ大賞典を勝ったフリントシャーや、イギリスダービーを勝ったルーラーオブザワールドなど、結構揃ったライバルたち

勝ってくれというより、無事に良いレースを!と願っていましたが、

そんな心配をよそに見事差し切り勝ち!!

後方で見事に折り合ってキッチリと勝ってくれました。

ただ、2着に突っ込んで来たルーラーオブザワールドは、日本でのここ3走、後ろから詰め寄られた経験のないキズナにあと一歩まで迫ってきました。

流石イギリスダービー馬という感じで、本番でも怖い一頭だと思います。

続いてオルフェーヴルが登場。

昨年同様フォワ賞へ出走しました。

今年は、キズナの帯同馬で武豊騎乗のステラウインドが逃げる直後に付け、折り合いもピッタリ。

直線半ばでステラウインドを交わすと

後は独走状態!

ゴール前ではスミヨンが手綱を緩めるほどの完勝でした。

このレースに出走した他の馬との勝負付けは済んだと見て良いでしょう。

凱旋門賞のステップレースは全て見ましたが、オルフェーヴルの勝ち方が最もインパクトがあったと思います。

さぁ、続いては、日本馬のライバル馬たちのレースを振り返っていきます。

実は、オルフェーヴルが出走する1つ前の5Rヴェルメイユ賞に僕が注目している馬が出ていました。

フランスオークス馬のトレヴです。

フランスオークスでは、道中、中団内でじっと耐え、直線に入ると前の馬達の間をあっという間にすり抜けると、後は後続を突き放して楽勝。相当強いと思っていました。

そしてヴェルメイユ賞。

あのデットーリーが騎乗し更に注目が高まります。

レースではフランスオークスと同様、道中、中段のインでじっと我慢。直線でデットーリーのゴーサインが出ると、またもや、あっという間に前の馬達の間を割って、先頭に立ちそのままゴール。

着差はフランスオークスに比べると僅かでしたか、3か月ぶりのレースでこのパフォーマンス。

間違いなく本物です。。

斤量差を考えると、凱旋門賞の日本馬の最大のライバルはこの馬のような気がしています。

後もう一頭、とても気になる勝ち方をした馬がいます。

アイリッシュチャンピオンSを勝ったザフューグです。

エクリプスSを勝ったアルカジーム、アイルランドダービーを勝ったトレーディングレザーを強烈な末脚で退けました。

アイリッシュチャンピオンSは日本でもお馴染みの、最強牝馬(と僕が思っている)スノーフェアリーが昨年勝ったレースですが、牝馬の勝利はそこから15年以上遡らないといけません。

レースを見た印象は「この馬もかなり強い!」というもの。

スノーフェアリー級であってもおかしくはありません。

あともう1頭上げるなら、ノヴェリストでしょうか。

ジョッキークラブ大賞・サンクルー大賞・キングジョージ6世&クイーンエリザベスS・バーデン大賞の4つG1を含め、昨年末から5連勝しています。

レースを見た印象は特別残りませんでしたが、しぶとい脚を使うイメージです。

混戦になって紛れがあればこういう馬が突っ込んで来そうです。

現時点での予想としては、

・オルフェーヴル

・キズナ

・トレヴ

・ザフューグ

・ルーラーオブザワールド

・ノヴェリスト

の6頭から印を打っていく感じですかねぇ。

個人的にはキズナに重い印を付けたいのですが、馬券を当てに行くとしたら、オルフェーヴル、トレヴの2頭からになると思います。

でもここまで予想すると馬券買いたくなるのが人情。

「JRAが売ってくれればいいのになぁ」

と思いながら、今回はここまでとします。

次のコラムはレース後に、と思っていますが、レース前にもう一回書くかも?しれません。

日本でも秋のG1シーズンが始まりますし、皆さん楽しい競馬ライフを送ってくださいね。


筆者:佐藤 幸一

筆者紹介

JRA日本中央競馬会の馬券投票システム等の構築に携わった後、競馬ポータルサイトnetkeiba.comでプロデューサー業を務める。

現在は競馬オープンコンテンツKOCのプロデューサー。

競馬ファン歴は20年以上で最初の競馬場観戦はサクラチヨノオーが勝った日本ダービー。

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